


中国西蔵(チベット)自治区人民政府報道弁公室が8月30日に行った記者会見によると、8月26日午前10時ごろ、ネパール領内のランタン・リルン峰北壁にある氷河が標高約5200メートル地点で断裂し、氷岩崩落が発生しました。崩落した氷岩が高所から急速に4000メートル付近まで落下し、山体を削り取って巨大な土石流を形成し、約22キロを高速で奔流した後、標高1800メートル付近の中国キドン(吉隆)国境検問所を直撃し、同区域にある約0.7平方キロメートル、27棟の建物と関連施設が全壊したとのことです。
陸上捜索を進行中の西蔵(チベット)・ラサ消防救援隊
外事・警察・文化・観光・緊急管理など複数部門が連携し全域でローラー捜索を実施した結果、土石流災害で行方不明になった外国人は中国域内で計261人が確認されました。内訳はカザフスタン1人、マレーシア3人、ネパール104人、インド49人、南アフリカ4人、アイルランド2人、エストニア2人、ドイツ3人、ロシア3人、フランス2人、フィンランド1人、オランダ2人、ラトビア33人、リトアニア1人、ポルトガル1人、ウクライナ1人、スペイン1人、ハンガリー1人、英国15人、カナダ6人、米国18人、オーストラリア6人、ニュージーランド2人の計23カ国に及んでいます。日本人は含まれていません。中国はすでに関連諸国の在中国大使館・領事館に報告済みとのことです。(藍、榊原)
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