米国のパリ協定からの離脱は「遺憾」=外交部

CGTN

外務省の毛寧報道官は23日の定例記者会見で、米国が気候変動に関する「パリ協定」から離脱することを発表したことに関しての記者からの質問に答えました。

毛報道官は、「中国は米国が『パリ協定』から離脱することを遺憾に思う。気候変動は全人類が直面している共通の課題だ。どの国もこの問題から逃れることはできず、どの国も単独で解決することはできない」と述べました。

毛報道官はさらに、「(中国の)丁薛祥副総理が世界経済フォーラム年次総会での演説で述べたように、気候変動への対応は一貫して続けるべきだ。気候変動問題を解決する根本的な方法は、グリーン転換だ。中国は現在、グリーン・低炭素転換を加速しており、2030年までに(排出が減少に転じる)二酸化炭素排出のピークアウトに到達し、2060年までには(二酸化炭素の排出が実質ゼロである)カーボンニュートラルを実現するための実際の行動をしている。中国では世界で最大かつ最も完全な新エネルギー産業チェーンが構築され、世界に太陽光初出パネルの70%と風力発電設備の60%を供給している。これらの優れた生産能力は、世界のグリーン発展と気候変動への対応の重要な支えだ」と説明した上で、「国際的な情勢がどのように変化しようとも、気候変動に積極的に対応する中国の決意と行動は不変だ。中国は引き続き、他の国々と共に、公平で合理的、協力とウィンウィンによる全世界規模の気候ガバナンス体制を構築し、グリーン・低炭素転換と持続可能な発展を実現するために努力していく」と表明しました。(オウギ、鈴木)

01-23 19:01

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