中国遠洋海運集団(COSCO)の貨物船「新上海」がペルーのチャンカイ港で積み込んだ果物が19日、上海洋山港に順調に到着しました。「チャンカイ港-上海直航便」で輸送された第1弾の果物で、上海税関傘下の洋山税関は、この134トンのペルー産アボカドとブルーベリーの検査を実施しました。
チャンカイ港の開港に伴い、従来の航路では33〜43日だったペルーと中国間の海運時間は23日にまで大幅に短縮され、物流コストも目に見えて低減することになりました。チャンカイ港直航の第1便にはアボカド、ブルーベリー、ブドウ、マンゴーなどペルー産の果物が積み込まれ、輸送の短縮が生鮮品の輸送に大きな利点をもたらすとみられています。
税関によれば、1~11月までの中国とペルー間の貿易総額は前年同期比17%増の2822億6000万元(約6兆1000億円)でした。うち果物などの農産物の輸入は同22.7%増の156億元(約3400億円)でした。上海とペルーの貿易総額は同21.2%増の468億9000万元(約1兆億円)で、うち上海に運ばれたペルー産果物などの農産物は同23%増の44億1000万元(約950億円)でした。(雲、鈴木)
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