小麦の買い付け 中国全国で累計1億トン超える

CGTN

国家食糧・物資備蓄局の最新統計によると、中国全国での小麦買い付け量は現時点で累計1億トンを超え、高い水準を維持していることが分かりました。

全国的に見ると、今年の小麦の出荷はやや早く、繁忙期の買い付けは例年より約1週間前倒しになったとのことです。買い付けが始まって以来、農家の販売は活発化し、大半が収穫後すぐに販売する方式を取り、買い付けの進捗(しんちょく)は前年同期より速いペースです。さまざまな食糧事業者が買い付けた小麦は現時点で、累計1億トンを超えています。

国家の関係部門は今年6月から現在まで、小麦の主要産地である河南省、安徽省、河北省、江蘇省、山東省などで最低買い付け価格の実施予定案を順次開始しました。中国最大の食糧備蓄企業である中国儲備糧管理集団(シノグレイン)は買い付け政策を厳格に実行し、上記の省の53の市・県・区に678の小麦買い付け拠点を設置し、人員や設備など基礎生産要素の支援を強化し、現場でのサービス水準を絶えず向上させています。

また、夏季収穫食糧の買い付けに対する金融支援は、買い付け、加工、流通の全産業チェーンをカバーし、農家に「食糧を販売するとすぐに料金が入る」システムを保障しています。中国農業発展銀行は夏季収穫食糧の買い付けローンを累計1140億元(約2兆3600億円)投入し、企業による食糧と食用油約8100万トンの買い付けを支援しています。中でも山東省は、夏季収穫食糧買い付けに45億5000万元(約943億円)の融資資金を統一的に手配し、省内145社の食糧買い付け企業を対象としています。(ミン・イヒョウ、榊原)

09-15 15:01

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