【意味】
草莓自由の自由とは、好きなだけ食べられる、思う存分楽しめるという意味です。いつでも、いくら食べても、いくら買っても、平気ということです。
【関連背景】
イチゴは、いまの中国では庶民的な果物になり、スーパーでも、ほぼ一年中売られています。1990年代には、春と初夏の短い季節に市場に出るだけで、冬に食べるのはかなり贅沢なことでした。日本のイチゴと全然変わらないくらい美味しくなり、種類も豊富になりましたね。
中国は昔、海外の品種を持ち込んで栽培、改良を重ね、今では世界最大のイチゴの生産国、消費国となりました。
中国国内の10大イチゴ産地は、江蘇省、山東省、安徽省、遼寧省、河南省、河北省、四川省、雲南省、浙江省、湖北省で、全国生産量の87.48%を占めています。東北の遼寧省から南の雲南省まで。一年中、出回っています。日本やタイ、韓国にも輸出しています。
名産地として有名なのは、遼寧省の丹東や四川省の双流などです。日本から輸入した品種、「紅顔(紅ほっぺ)」「奶油(章姫)」も人気です。ここ数年は「雪兎」「淡雪」「桃薫(初恋の香り)」といった白いイチゴも人気があります。品種やお店によって値段は違いますが、4月下旬になると、北京のスーパーでは、1キロ20元の物もたくさん出ています。
最近はイチゴ狩りも流行り、北京市内でもイチゴ狩り農園が200カ所以上あります。季節は毎年の12月から翌年の5月くらいまでで、安いところだと家族3人で、食べ放題で、2キロのお持ち帰りもついて、70元(1400円)くらいです。
【使い方】
今年 草莓 价格 每 斤 最低 已 降至 “个位数”,市民 可 实现“草莓自由”。
(今年はイチゴの値段が500gで10元以下まで下がり、市民は「イチゴの自由」を実現できた)
草莓自由不是梦,比奶茶还便宜!
(イチゴの自由は夢ではない ミルクティーよりもお手頃)
刚刚过去的冬天,你的草莓自由实现了吗?
(過ぎたばかりのこの冬、あなたのイチゴの自由は実現できた?)
担当:殷絮、鳴海美紀
更多精彩内容请到 KANKAN 查看