


「強いレジリエンスを示した」「予想を上回った」「通年の経済成長目標は順調に達成が見込まれる」——7月15日、中国政府が上半期の経済運営に関する成績表を公表すると、多くの海外メディアが相次いで注目し、熱心に論じた。速報値によれば、今年上半期の中国の国内総生産(GDP)は69兆5704億元(約1607兆円)で、実質ベースで前年同期比4.7%増となり、世界の主要経済国の中でも上位に位置した。これは、「第15次五カ年計画」初年度の通年目標達成に向けた確かな基盤となるだけでなく、世界経済にも信頼と活力を与えるものだ。
今年に入り、国際情勢は不確実性が錯綜(さくそう)し、世界経済の成長は全体として減速している。国際通貨基金(IMF)はこのほど、2026年の世界経済成長率見通しを3.0%へ小幅に引き下げる一方、中国の成長率見通しを4.6%へ上方修正した。最新の経済半年報は、こうした外部の予測を裏付け、さらには上回る内容となった。中国経済は圧力に耐え、全体として安定しつつ、新たな方向へ、より質の高い発展を続けている。
この成績表を詳しく見ると、「安定」の特徴が際立つ。現在、中国の経済規模は140兆元(約3234兆円)を超えており、この巨大な規模の上でさらに4.7%の成長を実現するのは容易なことではない。また、昨年上半期と比べると、GDPの増加額は3兆6000億元(約83兆円)に達し、同期間としては過去5年で最大となった。長期的に見ても、中国経済の安定した運営、新たな方向への質の高い発展という基本的な構造は変わっていない。上半期の規模以上工業企業の付加価値は前年同期比5.4%増、社会消費財・サービスの小売総額は2.7%増、雇用情勢は全体として安定し、物価は緩やかに上昇……中国のマクロ経済は総じて安定しており、依然として世界経済の「安定装置」となっている。
経済全体の「安定」は、再び発展の「強靱(きょうじん)さ」を示した。輸出入を例に取ると、上半期は地政学的な緊張が頻発し、世界貿易の伸びが鈍化したものの、中国の貨物貿易輸出入は前年同期比16.9%増となり、特に輸入は統計を取り始めて以来、初めて10兆元(約231兆円)を突破し、22.1%増と強いレジリエンスを示した。現在、中国は63カ国に対してゼロ関税措置を実施しており、輸入規模は17年連続で世界第2位となっている。「中国の大市場は、世界にとって大きな機会」という言葉が現実となりつつあり、世界のサプライチェーンや国際貿易に確かな支えを提供している。

多国籍企業にとっても、これはさらなるイノベーションの果実をもたらしている。米国のP&G(プロクター・アンド・ギャンブル)の関係者は、同社のアジア最大のイノベーション拠点である北京イノベーションセンターが、毎年100種類以上の新製品の市場投入を支援し、中国市場のイノベーション成果を世界へ送り出していると述べた。
中国が「第15次五カ年計画」を進めるにつれ、経済の内生的な活力はさらに高まるだろう。だからこそ、海外で「中国の新たな成長機会(中国機遇2.0)」が熱く議論され、世界のCEOの多くが中国本土を主要な投資先の上位に挙げる理由も理解できる。事実が繰り返し示しているように、中国は世界経済成長の安定したいかりであり、原動力である。(CGTN論説員)
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