中国では、この1月10日は5回目の中国人民警察節です。中国で警察を担当する中央官庁である「公安部」は同日に行った記者会見で、2024年には全国の刑法犯認知件数は前年比25.7%減少し、それ以外の治安管理に関する法律・法規を違反した犯罪件数は前年とほぼ横ばいで、社会の治安状況は引き続き安定していたと説明しました。
公安部によると、警察機関は法に基づき、揺ぎ無く犯罪組織を厳しく取り締まり、反社会集団との戦いは常態化しています。2024年には全国で反社会集団による事件を計121件、犯罪集団による事件を1883件、各種刑事事件1万1700件を摘発しました。公安部は関連4部門と連携して「通信ネットワーク詐欺およびその違法犯罪に関する合同懲罰方法」を打ち出し、通信ネットワーク詐欺犯罪の摘発は著しい成果を収めました。また、銃と爆発物の違法犯罪行為に対する特別行動を展開し、関連犯罪2万2000件を摘発し、全国の銃および爆発物関連の犯罪は前年比で37.5%減少しました。
さらに、農村部における賭博摘発の特別行動「清風2024」を展開し、賭博集団7000組余りを摘発しました。長江水域では安全確保のための特別行動「平安長江」に力を入れ、長江水域における重大な違法犯罪6700余件を摘発し、長江水域の生態、経済、公共の安全確保に全力を注ぎました。このほか、引き続き実施している食品医薬品安全向けの特別行動「崑崙2024」では1万7000件余り、違法薬物案件に対する特別行動「清源断流」では3万8000件を摘発し、各種違法薬物24.4トンを押収しました。(朱、鈴木)
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