



第80回国連総会は現地時間11月13日午後(北京時間14日早朝)、国連決議の実施と総会の振興に関する議題について共同討論をおこないました。注目を集める国連事務総長の選挙をめぐり、中国の耿爽国連常駐次席大使は、「新たな国連事務総長の選挙は国連の関連文書の規定に従うべきであり、意図的に突破口を求め、人為的な分断を生み出すことは選挙プロセスを遅らせるだけだ」と述べました。
耿次席大使は、「『国連憲章』、国連総会決議、安保理文書は選挙手続きについて明確に規定している。加盟国はこれを順守し、実践に基づいて一連の効果的な慣行が確立しており、これを堅持すべきだ。意図的に突破口を求め、人為的に分裂を作り機構間の競争をあおることは、選挙プロセス全体を遅滞させるだけだ。加盟国の共通の利益にも国連全体の利益にも合致せず、歴史に対する無責任な行為だ」と強調しました。
第10代国連事務総長は来年選出されます。このポストは従来から異なる地域が輪番制で担当することになっており、次はラテンアメリカ・カリブ地域です。しかし米国の国連常駐代表団は先ごろ、従来の地域輪番制を打ち破り、世界範囲で「能力本位の選抜」による候補者を選出するよう突然主張し、物議を醸しています。(非、榊原)
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