【時評】中国が世界の自動車産業の「フィットネスジム」となっている理由

CGTN

2026(第19回)北京国際モーターショーでは、各種のハイテクが集中的にお披露目され、人々の自動車に対する想像空間を絶えず拡幅している。

中国は自動車イノベーションの「引力の中心」。中国は世界の自動車産業の「フィットネスジム」……。この世界最大規模のモーターショーに対し、海外のメディアと企業は共に高い関心を寄せ、中国が世界の自動車産業の技術イノベーションをけん引する風向計になっているとの認識を示している。

今年の北京モーターショーには、21の国と地域から2000を超えるサプライチェーン・テクノロジー企業が参加し、展示台数は世界初公開の181台とコンセプトカー71台を含む1451台に上る。中国ブランドは過去最多となる42のコアテクノロジーを集中的に発表した。

北京モーターショーでは、特に二つの技術面でのハイライトが注目されている。一つは、パワーバッテリー技術によって航続距離と燃料補給の難題が克服され、自動車に強力な「四肢」が与えられたことだ。もう一つは、人工知能(AI)の大規模な応用によって自動車に「賢い」頭脳が与えられたことだ。自動車はもはや、単なる移動手段ではなく、車体、動力、インフォテインメント、運転支援など多くのシステムが統合された「移動するインテリジェント生命体」となっている。

中国はなぜ世界の自動車産業の「フィットネスジム」となっているのか。中国乗用車市場情報連席会の秘書長である崔東樹氏によると、その根本的な理由は、中国が構築した世界に唯一無二の「体系化されたイノベーションの優位性」にあり、原材料やコア部品から完成車製造に至るまでの完全なクローズドループが形成されているだけでなく、バッテリーや自動運転、インテリジェントコックピットなどの技術的ブレークスルーによって世界の自動車産業の「イノベーションの策源地」となっている。

中国の自動車生産・販売台数は、何年にもわたる深耕を経て、17年連続で世界一の座に就いている。今年第1四半期(1〜3月)の自動車輸出台数は前年同期比56.7%増で、うち電気自動車(EV)など「新エネルギー車(新エネ車)」の輸出台数は同2.2倍になった。世界の自動車産業にとって、中国は最大の消費市場であるだけでなく、技術のイテレーションが最も速くイノベーションエコシステムが最も活発な「主戦場」だ。

外国の自動車メーカーにとって、「チャイナスピード」が最大の吸引力だ。米国のコンサルティングファーム、アリックスパートナーズのデータによると、中国の新エネ車の開発サイクルは約20カ月で、老舗自動車メーカーの半分程度だ。フォルクスワーゲン(VW)の責任者によると、「チャイナスピード」が「VWのスピード」を直接定義している。

世界的なエネルギー不足とグリーントランスフォーメーションに当たり、中国の自動車メーカーの「海外進出」がグローバル市場の「硬直的需要」となり、中国のEVはその高いコストパフォーマンスにより多くの国で有力な選択肢となっている。オーストリアメディアのDER STANDARDによると、欧州人の2人に1人が中国車への乗り換えを検討している。

中国は、開放と協力を通じて世界との相互作用を絶えず深化させ、自身の「吸引力」を企業の「イノベーション力」に転化し、中国式現代化の恩恵を全世界にもたらしている。(CGTN論説員)

04-29 13:16

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