ドキュメンタリー映画『大学に隠された博物館』上映 大学博物館が学術文化の魅力を披露=中国

CGTN

ドキュメンタリー映画『大学に隠された博物館』が先ごろ上映されました。これは中国国内で初めて大学博物館の所蔵品に焦点を当て、学術文化の伝承を示す作品です。中国では近年、「博物館ブーム」がますます高まっています。国家文物局の統計によると、全国の登録博物館数は7046に達したとのことです。うち大学博物館の数は多くはないですが、その多くは国家1級博物館に指定され、大学のキャンパスには小規模ながら優れた博物館が数多く隠れています。現代博物館の起源は、大学と切り離すことはできません。公共博物館に比べ、大学博物館はその専門性、特色性、学術性で知られています。

山東大学博物館は国家1級博物館に指定されており、済南、青島の2大館区を持っています。うち青島館区の敷地面積は4万800平方メートルで、全国の大学博物館の中で単体面積が最大です。こうした大学博物館は、教職員や学生にサービスを提供するだけでなく、多くの市民を引き付け、青島館区は毎年20万人以上の一般市民を受け入れています。博物館にある「1億年の生物史、100万年の人類史、1万年の文化史、5000年の文明史」の展示体系は、その特色ある所蔵品で絶えず高い評価を受けています。

四川大学博物館は南西地区全体で最も早く設立された博物館で、1940年代からすでに「南西部で最も完備された博物館」と呼ばれていました。今日では、全国の大学において最も重要な総合博物館の一つとして、国家1級博物館にも指定されています。

四川大学博物館は100年以上の発展を経て、極めて豊富なコレクションを有し、現在は歴史・人文系文化財が8万点余りに上り、石刻、書画、陶磁器、青銅器、古貨幣、刺しゅう、漆器、拓本など数十のカテゴリーに及んでいます。うち書画、陶磁器、美術彫刻および民族・民俗文化財などの所蔵品は極めて特色があり、国内外の博物館で高い評価を得ています。(非、榊原)

11-14 14:56

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