【CRI時評】輸入博の窓を通して開放の「トップランナー」の自信と担当を知る

CGTN

中国・上海で開催されていた第8回中国国際輸入博覧会が10日に閉幕した。米タペストリー・インターナショナルの最高事業成長責任者(CGO)兼プレジデント、サンディープ・セス氏は、CRI時評の取材に応じ、「第9回輸入博(への出展)をもう予約した。製品を展示しインスピレーションを得る絶好の機会だから」と語った。同じく次回の輸入博への申し込みを早々と済ませた英アストラゼネカ中国法人の林驍総経理によると、輸入博は中国を深耕し発展を共有するための前例のない舞台を提供してくれる。

輸入博は、世界唯一の「輸入」をテーマとする博覧会であり、中国がハイレベルの開放を推進するための重要な場でもある。先ごろ招集・開催された中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議は、ハイレベルの対外開放の拡大について特別な配置を行い、自主的開放の積極拡大など重要な任務を明確化した。中国が自主的開放を拡大する重要な取り組みの一つとして、輸入博はまた、中国の開放の「ついて行く」から「先頭を行く」までを観察する重要な窓になっている。

自主的開放とは何か。それは、国際的な条約や約束に縛られることなく、中国自身の発展に立脚し、世界との良好な相互作用にも配慮しつつ、実情に合わせてリズミカルかつ規制的、階層的に自ら開放することだ。この開放は、中国の大地に根を張り、世界との深く良好な相互作用に着眼し、伝統的な国際関係における「あなたが開放して初めて私も開放する」という対等の原則を超えて、「立己達人(自分が事を成し遂げようと思えば、まず人を助けて目的を遂げさせる)」という自信と担当を示すものだ。

中国の不断のハイレベルの対外開放の拡大と自主的開放の積極拡大は、市場の法則に順応するものであり、発展と幸福な生活を求める人々の願望にも合致し、岐路に立つ世界の開放への取り組みに貴重な安定性と確実性をもたらす。

中国には自主的開放を積極拡大する底力と実力がある。経済の堅固な基盤と強靭(きょうじん)性が、中国が外部の複雑な環境の影響を受けずに独立して自主的に開放を推進することを可能にしている。

開放すればするほど発展し、発展すればするほど開放することを、事実が証明している。シンガポール国立大学アジア研究所のキショール・マブバニ氏が述べているように、「中国には古来、開放の伝統があり、世界の開放の大勢も阻むことはできない」。(CRI論説員)

11-11 11:55

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