


ネパール領内で8月26日に発生した土石流災害により、中国西蔵(チベット)自治区シガツェ(日喀則)市キドン(吉隆)県のキドン(吉隆)国境検問所で多数の死傷者や行方不明者が出ました。29日午後6時時点で、死者16人、行方不明者546人が確認されました。救援隊は現在、被災地の中心部で捜索を繰り返し行っています。

西蔵(チベット)自治区通信管理局によると、キドン国境検問所で国境に近い初の緊急用通信基地局が稼働を開始しました。30日午後8時までに、西蔵(チベット)の電気通信企業は基地局1カ所を復旧し、9カ所を新たに設立しました。被災地では今後、通信ネットワークの信号がさらに改善される見込みです。
また、キドン県の土石流被災地現場の最新のモニタリングによると、山崩れによって新たに形成されたせき止め湖は、水が自然に流れ出して、8月30日午後までにほぼ消失しました。現在、あらゆる救援および救出活動が急ピッチで進められています。
土石流被害の影響を受けて、キドン国境検問所に通じる国道G216は通行できなくなり、救援活動の進展に大きな支障をもたらしました。復旧作業を行う武装警察部隊は30日午後3時までに道路から土石流の堆積物2000立方メートル以上を取り除きました。
さらに同日には60人余りの救援隊員が山越えをして、10時間以上歩いて被災地の中心地に到達し、救援と救出を始めました。これまで2回の地表部分の捜索を実施しましたが、今後は深層部への捜索を進めます。(Lin、鈴木)
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