【意味】

「研学旅行」体験型学習旅行はここ数年、中国の小中学校で盛んに行われている学習のための旅行です。子どもたちは旅行を通じて社会を見学したり、自然と触れあったりして、学校の中だけでは得られない知識を学び、さまざまな素養を身につけます。

【関連背景】

「研学旅行」は日本の修学旅行と似ています。学校が主催する「研学旅行」と、家族で行く「研学旅行」があります。

北京の中学校は年に2回ぐらい「研学旅行」に出かけます。1回は日帰りの（北京）市内、もう１回は北京以外の都市です。教師が引率（いんそつ）。高速鉄道で中国各地に行きます。四川省西昌衛星発射センター周辺、将来の夢の旅、甘粛省にある万里の長城の歴史の旅、卒業試験が終わってから、夏の上海、蘇州、杭州の文化の旅などいろいろあります。

夏休みに入ると、北京の地下鉄は昼間でも平日の通勤ラッシュのように満員。地下鉄1号線は、王府井、天安門広場、首都博物館、軍事博物館などの人気スポットが並んでいるので、親子連れが多くいます。

2013年に中国教育部が体験型教育を重視する方針を示しました。2016年には「研学旅行推進に関する意見」が発表されました。2022年の市場規模は約909億元、2023年は前年比60 %増の1,469億元、その後もどんどん伸びて、2028年には3000億元以上に達する見込みです。

【使い方】

研学是一种集合了研究和学习的教育方式。

（探究型学習は研究と学習を組み合わせた教育スタイルだ）

研学是行走的课堂。

（探究型学習とは移動する教室だ）

行走与阅读，是研学赋予的双重礼物。

（歩いて見ることと本で読むこと。それは、体験型学習が与えてくれる二重の贈り物だ）

担当：殷絮、鳴海美紀