


「世界中の視線が北京に集まる」。5月中旬、大いに注目を浴びることになる首脳外交が今まさに始まる。中国の習近平国家主席の招きに応じ、トランプ米大統領が5月13〜15日の日程で中国を公式訪問する。中米首脳による対面会談は昨年10月の韓国・釜山以来で、米大統領の訪中は9年ぶりとなる。今回の会談が世界により一層の安定性と確実性をもたらすことになるというのが、国際社会の普遍的な期待だ。
世界で最も重要な二国間関係の一つである中米関係は、両国だけでなく全世界の安定と発展にも影響を与える。国際情勢が複雑化・多変化する中、中米首脳会談はそれ自体が外部に安定のシグナルを送るものだ。米国の専門家によると、今回の会談の重要な意義は、競争が続く中米関係の「舵を安定させ、方向を定める」ことにある。
台湾問題は終始、中米関係における最も重要かつ最も敏感な問題であり、最大のリスク源でもある。台湾は中国の領土の一部であり、国家の主権と領土の完全性を守る中国の決意は揺るぎないものであることを、米国側ははっきり認識しなければならない。台湾問題を適切に処理することが、中米関係の安定的発展の鍵となる。
同時に、国際社会も中米経済貿易協力に高い関心を寄せている。世界の二大経済大国である中国と米国の経済規模を合わせると世界全体の3分の1以上を占め、二国間貿易は世界全体の約5分の1を占める。2025年以来、首脳外交のけん引の下で中米経済貿易協議は前向きな進展を遂げている。在中国米国企業などで構成される中国米国商会の調査によると、調査に応じた米国企業の6割近くが中国での投資拡大を計画している。外部が期待するのは、中米のより一層の協力拡大が世界経済により多くの確実性をもたらすことだ。
地政学的衝突や人工知能(AI)リスク、エネルギー・気候問題が入り交じる中、世界はいかなる時期にも増して中米の協調・協力を必要としている。国際社会が期待するのは、両国が大国として世界の平和と発展に前向きな役割を果たすことだ。
2026年は中米両国にとって共に特別な意義を持つ。中国では第15次五カ年計画が始まり、米国では建国250周年を迎える。この重要な節目に行われる中米首脳会談は、中米関係の未来だけでなく世界の先行きにも影響を与える。人々が期待するのは、北京での会談によって中米関係が風波を乗り越え、混迷する世界により多くの安定と希望をもたらすことだ。(CGTN論説員)
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