【CRI時評】アフリカとの約束、中国は力を尽くして果たす

KANKAN

中国の習近平国家主席は29日、中国・アフリカ協力フォーラム第8回閣僚級会議の開幕式で、中国はアフリカ諸国と緊密に協力して九つのプロジェクトを実施すると宣言した。その一つ目が衛生・健康プロジェクトで、中国はアフリカに新たに10億回分のワクチンを提供し、うち6億回分を無償提供、4億回分を中国企業とアフリカの関係国で共同生産して提供すると約束した。

中国がこれまでにアフリカに約2億回分のワクチンを提供済みであることを考えると、今回の新たな取り組みは間違いなく、アフリカのワクチン接種が不十分という局面を変え、「免疫格差」を埋めるものとなることは明らかだ。「九大プロジェクト」には他に、貧困削減・農業支援、貿易促進、投資主導型、デジタルイノベーション、グリーン発展などが盛り込まれている。同プロジェクトは、力強く、広範囲をカバーし、量的指標を備え、アフリカ諸国の新型コロナ対策やコロナ後の経済回復、持続可能な開発というニーズに沿うものであり、今後3年間の中国とアフリカ諸国の協力のために描いた青写真だ。

「九大プロジェクト」は、アフリカの発展を後押しし、アフリカの人々の幸福を高めることに注力するものであることが見て取れるだろう。同プロジェクトは、時がたつにつれてますます堅固になる中国とアフリカの友好と協力の精神の証しとなるものであり、中国の対アフリカ「真実親誠(真実、実務、親密、誠実)」理念と「正しい義利観(政治的には正義、道義を堅持し、経済的にはウィンウィンの原則を厳守するという観点)」の具体的な実践でもある。

アフリカは国際協力の大きな舞台であり、大国間ゲームの場ではない。近年、一部の西側の政治家は、中国とアフリカの親密な付き合いに嫉妬し、仲を裂くためにけしかけたり中傷したりすることに懸命になっている。しかし、現実の前では、そうした手段はむだでばかばかしいものであり、わざわざかく必要のない恥をかくことになるだけだ。アフリカ大陸に建設された鉄道、橋、学校の一つ一つが、中国とアフリカが数十年にわたって風雨の中を同じ船に乗り、苦難を共にしてきた友情の証しだ。

2015年の「十大協力計画」、2018年の「八大行動」、そしてこの「九大プロジェクト」と、中国とアフリカの関係は、新時代の中国・アフリカ運命共同体構築の新たなスタートラインに立っている。未来に向けて、中国はこれまでと変わらず「アフリカの兄弟との約束は力を尽くして果たす」と約束する。(CRI論説員)

2021-12-01

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