王毅外交部長は8日、チャドの首都ヌジャメナで、同国のクラマラ外相と会談しました。

王外交部長は「両国首脳が中国・チャド関係のために戦略的パートナーシップの新たな位置付けを行い、二国間関係は広大な新たな展望を開いた。今年は『中国・アフリカ協力フォーラム北京サミット』の成果を実行に移す開始年だ。中国・チャド関係の新たな位置付けと中国・アフリカ関係の新たな編章に立脚し、中国はチャドと共に、両国の戦略的パートナーシップの全方位的発展を後押しし、『中国・アフリカ協力フォーラム北京サミット』の成果を実行に移し、十大パートナーシップ行動のチャドでの実施を後押しし、チャドの現代化推進の努力を支えたい」との考えを示しました。

クラマラ外相は「中国は最も偉大な発展途上国であり、チャドの良き友人、真のパートナーだ。チャド・中国関係は歴史が長い。中国がチャドの経済・社会の発展に多くの現実的な援助をしてきたことに、チャドの政府と国民は深く感謝している。チャドは対中関係を断固発展させ、両国関係のより大きな発展を後押しし、より多くの協力の成果を得られるようにする。より多くの中国企業のチャドへの投資を歓迎し、より多くのチャドの良質な農産物の中国進出を希望する」と述べました。（非、柳川）