経済波及効果は興行収入の15.77倍 映画周辺産業が急拡大=中国

CGTN

中国国家電影局の統計によると、中国では映画の興行収入1元(約23円)ごとに、関連する全産業チェーンの生産額15.77元(約370円)が創出されています。試算によると、今年に入ってからの映画関連産業チェーン全体の生産額はすでに3800億元(約8兆900億円)を突破しており、中国の映画市場が勢いよく拡大しています。

8月9日午後6時半時点で、2026年の前売り券を含む夏休み映画興行収入は前年同期比3.47%増の増の85億2400万元(約2000億円)に達しました。観客動員数は同6.85%増の延べ2億3400万人で、映画市場の熱気が、関連する産業チェーンの発展をけん引しています。

各地の映画館では、映画上映にとどまらない新たなビジネスモデルが広がっています。浙江省杭州市上城区では、ある映画館が「映画プラス飲食」の運営モデル、すなわち観客がQRコードで注文すれば、映画を鑑賞しながら食事ができるサービスを導入しました。さらに、ヒット作に合わせたペア用のテーマメニューである「スパイダーマン」セットや「功夫女足(カンフー女子サッカー)」セットなども販売しています。映画館の責任者によると、チケット以外の収入がすでに興行収入の50%を超えているといいます。

北京市内のある中国伝統(国風)をテーマにした映画館では、入口ロビーや廊下、待合室などの共有スペースを東洋の審美感を導入して作り直し、漢服(中国の伝統衣装)の撮影スポットを設置して、若者や国風ファン、親子連れなどを呼び込んでいます。

また、四川省成都市では「映画小博物館」と呼ばれる映画館も登場しました。展示ホールは中華民国時代のレトロな空間を再現しており、旧式のフィルム映写機や昔の映画ポスター、古い半券、映像史料、映画館の古い備品などが展示されています。

中国国家電影局によれば、中国では映画興行収入による経済波及効果は約15.77倍であり、一般的なサービス業の平均水準を大きく上回っているだけでなく、全世界においてもトップクラスです。(Yan、鈴木)

08-10 12:45

更多精彩内容请到 KANKAN 查看