


この夏には、猛暑に耐えきれなくなった欧州人が観光客として次々に中国を訪れ、「中国式の涼しさ」を体験している。データによると、今年夏に中国を訪れた人の出発地の中で欧州諸国の割合は明らかに上昇し、英国、フランス、ドイツなどの西欧諸国からの観光客の増加が特に際立っている。
欧州人が大挙して中国へ押しかけて観光する状況を作ったのは何か。猛暑が直接の原因だ。今年の夏には欧州の多くの地域が熱波に見舞われ続け、行く先などについて「冷房がないのでは」という不安が高まった。それに比べ、中国のショッピングモール、ホテル、地下鉄などの公共の場所には空調機が広く完備されており、さらに雲南貴州高原や四川省西部の雪山、東北地方の森林地帯から内蒙古の草原などの豊富な避暑資源が、観光客に多様な選択肢を提供した。
多くの観光客がSNSに「中国の旅」を投稿した。フランス人ブロガーのイザさんは両親を連れて中国に避暑に来て、その旅程を記録した。イタリア人のマルコさんは広西チワン族自治区の桂林を観光した後、現地の完備された日よけ施設やサービスの細部を絶賛した。これらの臨場感ある体験の報告が、より多くの海外の人々に、中国をより立体的に見せることになった。

簡素化を実現した入国政策も「中国旅行ブーム」を後押しした。中国は現在までに、多くの欧州の国の一般パスポート所持者に対してビザ免除政策を導入してきた。このことで、中国に入国して観光することがさらに便利になった。同時に、出国時の免税政策も改善が続いており、外国人観光客は中国でこれまで以上に安心してショッピングを楽しめるようになった。
欧州の観光客を引きつけ、山や海を越えて中国にやって来させるのは、「涼しさ」だけではない。最近では自動運転、ドローンショー、電気自動車などの新エネルギー車工場などの「最新技術のある光景」や、安全で便利な都市生活が、海外のSNSで引き続き注目を集めている。デザイナーズトイやフィギュア、さらには新スタイルの茶飲料に至るまで、新たな「中国発」が世界に対する影響力を持つようになった。
ますます多くの欧州の人々が、もはや画面越しに中国を理解することだけでは満足できず、自らが本物の中国を直接に感じることを希望するようになった。最も説得力を持つのは現実だ。観光客の足跡は、中国と欧州の交流と協力が、双方それぞれの利益に合致しており、中国と欧州は対立するライバルなのではなくパートナーなのだということを示している。(CGTN論説員)
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