【CRI時評】中国の確実性が激動する世界の不確実性をヘッジ

CGTN

王毅中国共産党中央政治局委員・外交部長は7日に記者会見を行い、1時間30分の会見で20余りの問題について率直に深く述べた。あるアナリストは記者会見での王部長が使った表現を引用して、「不確実性に満ちた激動の世界の中で、中国は貴重な『確実性』だ」と評価した。

記者会見では、米国が中国に新たな関税を課したことについて、王部長は「米国は自ら作り出した『関税のワナ』にはまっている」と指摘したほか、科学技術分野の理不尽な抑圧を受けたことに断固たる姿勢を示した。また、一つの中国の原則への挑発を前にして、「中国は最終的に統一されるようになるし、また必ずや統一する」と明確に表明した。こうした率直な態度は、いかなる極限の圧力、脅迫を前にしても、中国の前進の歩みを阻むことはできないという鮮明なシグナルを発した。

王部長の会見では、平和について約30回取り上げられ、高い頻度で使われた言葉の一つとなった。中国は平和的発展を堅持し、世界平和のために奔走している。ウクライナ危機を例にとると、過去1年間、中国は特使を派遣して複数回のシャトル仲介を行い、ブラジルと共同でウクライナ危機の政治的解決に関する「6項目のコンセンサス」を発表し、グローバルサウス諸国と共同で「平和の友」グループを発起した。ウクライナ危機における中国の立場は「歴史の試練に耐えられる」とウォッチャーは評価している。

発展はあらゆる問題を解決するカギだ。2024年、中国経済は5%の成長を達成し、世界経済成長への寄与率は約30%を保った。昨年12月から、中国は国交を樹立したすべての後発開発途上国に対して100%税目製品の関税ゼロを実施し、当月の関連諸国からの輸入が18.1%増加した。現在注目されている人工知能(AI)の分野で、中国は「グローバルAIガバナンスイニシアチブ」を打ち出し、科学技術イノベーションが「富める国と富裕層のゲーム」にならないようにしている。

2025年は世界反ファシズム戦争勝利80周年であり、国連設立80周年でもある。だが現在、一国主義が台頭し、強権政治が横行し、国連の権威性が疑問視され、挑戦されており、国際秩序が第二次世界大戦以来最も危険な時にあると考える者もいる。カギとなるまさにその時、中国は改めて明確に態度を表明した。それはつまり、断固として国際社会の正義の側に立ち、強権、覇権に反対し、国連の中心的地位を守り、多国間システムの「大黒柱」となり、グローバルサウスの正義の代弁者となるというものだ。

激動する世界の中で、最大の確実性は不確実性だ。一方、中国は、自国の「安定」と「前進」で世界により多くの「利益」と「機会」をもたらし、平和的発展という「確実性」で激動する世界の不確実性をヘッジし、未来をすべての人の未来にするよう努めている。これは中国の世界に対する変わらない約束だ。(CRI論説員)

03-08 14:16
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  • 邱婉妮

    阿比老太婆邱美凤扮的
    1天前
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