中国の王文涛商務部長は10月30日、韓国の慶州で赤沢亮正経済産業大臣と会談し、中日経済貿易関係などについて意見を交換しました。

王商務部長は、一国主義と保護主義が目下国際経済貿易秩序に衝撃を与えているとの認識を示し、中日両国は歩み寄るべきだと述べました。

王部長はまた、輸出管理対話などのメカニズムを活用し、サプライチェーンの安定と円滑化を共同で維持すべきだと強調しました。中国はさらに日本政府に対し、中国関連企業を輸出管理の最終ユーザーリストから速やかに除外するよう要請しました。

王商務部長はさらに、「双方が世界貿易機関(WTO)を中心とする多角的貿易体制を共同で維持し、地域経済協力のプロセスを推進することで、世界経済により多くの安定性をもたらすことを期待する」と表明しました。（HJ、榊原）