



習近平総書記は、「北京国際科学技術革新センターと高水準の人材拠点の建設を加速させ、我が国の自主的な革新の重要な源泉かつ独自の革新の主たる策源地を形成することに注力せねばならない」と述べたことがあります。2012年11月に開催された中国共産党第18回全国代表大会以来、北京は国際科学技術革新センターの建設を全力で推進し、科学技術の革新の策源地としての役割を十分に発揮してきました。また、天津と河北との協力を強化し、力を結集することで京津冀(北京市、天津市、河北省)地域の科学技術革新の水準のたゆまぬ飛躍をけん引してきました。
北京市内の中関村地区の面積は、北京市全域のわずか4%未満ですが、北京市の域内総生産の約3分の1を創出しています。ここで育まれた中国国産の人工知能(AI)の大規模言語モデルは200を超え、全国の約3割を占めています。また、ここで誕生したユニコーン企業は90社以上に上り、産業のアップグレードをけん引する主力軍になっています。2025年には、中関村にある企業の年間総売上高が初めて10兆元(約220兆円)を突破する見込みです。
中国共産党中央は最近になり閉幕した中央経済工作会議で、北京国際科学技術革新センターの対象地域を京津冀地域に拡大することを決定しました。このことは、中国の科学技術革新戦略が単一拠点での突破から地域一体化による共同展開という新たなモデルへと踏み出したことを示しています。(SUI、鈴木)
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