


【意味】
疲労は中国語で疲劳(pí láo)といいます。この疲惫(pí bèi)という言葉は、疲労困憊の憊という文字が表すとおり、一般的な疲労よりも、さらにひどく、ぐったりと疲れ果てた状態を指します。疲惫经济(pí bèi jīng jì)は、疲れきった人々の行動様式をあらわす言葉です。
【関連背景】
この前、週末に家族で出かけたんですが、繁華街のレストランには長蛇の列ができていました。それで、家の近くのご飯屋さんで食べて帰ろうってことになったんです。静かな住宅街の中にあるお店だったのですが、中に入ると人がいっぱいでとても賑やかでした。

中国は不景気っていわれるけど、日本よりも外食する人って多いように思います。不動産や高級車を買わないで、その分、食事を大事にするという傾向があるような気がします。中国は「民は食をもって天となす」国なので、食事をなによりも大切にする、ということもあると思います。
シングルや子供のいない家庭だと「料理はしない」って人も多いけど、「子供のためにはご飯を作る」という人が多いのかなって思います。子供の健康を考えると、やっぱりいい食材で手作りしてあげたいと思います。仕事のあとにご飯を作るのは大変で、週末にはもうへとへとです。それに、家族も家での食事に飽きてしまうので、「土日くらいは外食しよう」ということになるんです。共働きの家庭は、みんなこんな感じだと思います。

それが疲惫经济、疲労経済です。ある経済学者はこの現象について、忙しい社会で、人々は生活の疲れや仕事のストレスをため、疲れ果てた状態になっている。それに対応して生まれたのが疲労経済だと語っています。経済学的に言えば、外食やデリバリーは、主婦が怠けているのではなく、疲れを取ってリラックスするために、お金で時間や体力を買っているということになります。
疲労経済は外食やデリバリーの他にいろいろあります。お掃除ロボットとか、家事代行サービスを使っている人も多いし、最近は睡眠にお金をかける人も増えていて、「体験館」も大人気になっています。
眠りにこだわる人も増えていて、「スマートマットレスを買った」とか「スマートいびき防止枕に変えた」って人もいます。スマートマットレスは販売額は前年より206%も増えたそうです。
【使い方】
自动扫地机器人、预制菜、代跑腿等服务成为“疲惫经济”下的新蓝海。
(掃除ロボットや半加工食品、代行サービスなどの各種サービスが、疲労経済の下でのブルーオーシャンとなっている)
请钟点工打扫卫生,不是因为懒,而是“疲惫经济”下,时间比金钱更宝贵。
(家事代行を頼むのは怠けるということではなく、疲労経済の中では、お金より時間の方が大事だからだ)
心理咨询行业的火爆,折射出“疲惫经济”下人们对精神疗愈的迫切需求。
(心理ケアサービスの大人気は、疲労経済の下で人々が切実に精神的な癒しを求めていることを映し出している)
担当:殷絮、鳴海美紀
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