


経済の繁栄、社会の安定、日々増強される世界とのつながりにより、「一国二制度」の成功実践の模範だと外部で普遍的に認識・評価されている中国のマカオ特別行政区は8月18日、「マカオ特別行政区の経済と社会の発展に関する第3次五カ年計画(2026-2030年)」を公表し、今後5年間ひいてはさらに長期にわたる発展に向けた全体構想と体系的計画を示した。

マカオ自身について見ると、経済回復の勢いが良好で、政府の財政資源も相対的に豊かだが、産業構造が単一などの問題は依然として解決が待たれ、民生分野においても速やかな解決が望まれる悩みの種が存在する。
こうした中、「三五」計画は、経済と社会の発展に関する35の主要指標と、68の特別欄、310の重点活動を打ち出した。これは、実務的で進取の気性に富み、重点が際立ち、目標が正確で、施策が力強く、狙いが明確で、実行可能性が高いといえるものだ。
マカオの「第2次五カ年計画」の主要な目標任務は順調に達成され、経済と社会の発展に関する4大分類・20項目の主要指標はいずれも期待値に達した。データによると、2025年のマカオ特別行政区の域内総生産は前年比4.7%増の4180億4000万パタカに達した。国際通貨基金(IMF)はこのほど、マカオ経済について、強靭(きょうじん)さを保ち、金融体系は全般に安定・健全で、金融セクターの多元化が進み、経済の適度で多元的な発展において着実な進展が見られると指摘した。
今後5年間、マカオはどのようにして質の高い発展の新たな段階へと向かっていくのか。
安全が発展の前提だ。マカオの「三五」計画が確定した8項目の発展目標の中で「総体的な国家安全観の全面的貫徹と遂行」が首位に置かれた。計画は、国家安全を守るための制度的枠組みの整備、法執行能力建設の強化、高水準の安全都市の建設、愛国愛マカオの力の発展と壮大化の推進など一連の施策を打ち出した。
「適度で多元的な発展」がマカオの経済発展におけるキーワードだ。マカオはかつて、経済構造が比較的単一で、カジノ産業が占める割合が比較的高かった。今やこうした局面はすでに変化しており、マカオの付加価値額に占める非カジノ産業の割合は2024年に56.7%に達した。今後5年間、マカオは四大プロジェクトと政府主導基金を鍵となる足がかりとして、「1+4」多元産業発展を重点的に推進し、2030年までに域内総生産に占める非カジノ産業の割合の60%前後到達を目指す。
中国は「第15次五カ年計画」期に引き続き、高水準の対外開放を推進し、マカオの発展に重要なチャンスをもたらしていく。「一国二制度」の下、マカオは、国際貿易自由港、単独関税区、シンプルで低い税制、広範な国際的つながり、中国と西洋の文化の集結という優位性を有している。
青写真は描かれた。至要なのは着実な仕事だ。「一国」の基本を堅守し、「二制度」の利点を活用する。マカオの今後の5年間は、国家の発展の大局に深く溶け込み、自身の独特な稟賦を十分に解き放ち、経済の適度な多元化を推進し、民生の幸福を保障し、世界とつながる道を着実に歩み続けて遠くまで行き、「一国二制度」の成功実践の新たな編を書き記していく。(CGTN論説員)
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