成都国際航空ハブの天府国際空港
中国南西部の四川省の省都・成都市にある成都国際航空ハブの年間旅客取扱量が28日午前、延べ8000万人を突破しました。成都は上海、北京に次ぎ中国で3番目に年間旅客取扱量が8000万人を突破した都市となり、中国国内民間航空旅客輸送事業において3番目の都市としての地位を固め、「グローバル航空大都市ベスト20」入りも果たしました。
今年に入り、成都国際航空ハブの旅客と貨物取扱量は引き続き急速な伸びを示し、メーデー連休期間、夏季特別運行体制期間、10月の国慶節大型連休期間において、利用客数はいずれも過去同期比で最高記録を達成しました。今年の1~10月、成都国際航空ハブの旅客取扱量は全国都市ランキングの第3位、貨物郵便取扱量同第5位になりました。成都航空通関地の出入国者数は19日、前年同期比2倍の延べ500万人を突破しました。
10月末の時点で、成都国際航空ハブは国際・地域の旅客輸送路線50本、貨物輸送路線33本を運営し、旅客の乗り継ぎ率は全国ランキングの上位に位置しています。今年、成都国際航空ハブの旅客取扱量は延べ8700万人に達する見込みで、2027年には延べ1億人を超えるとみられています。
四川航空の趙鋒総経理は、2025年上半期に成都からスペインのマドリードまでの路線を新規開設し、成都からイスタンブールまでの路線をアテネまで延伸し、この2路線はいずれも週4便の運航を計画しているとのことです。また成都からメルボルン、シドニー、モスクワ、プーケットなどの国際線の便数も増やしていく計画を明らかにしました。(任春生、榊原)
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