中国とASEANの輪番議長国を務めるラオスは23日から25日まで、深センで生物兵器の軍縮とバイオセキュリティーに関する東南アジア地域シンポジウムを開催しました。外交部の林剣報道官が28日の定例記者会見でこの件について説明しました。
林報道官によると、これは中国と東南アジア諸国が共同で開催した生物兵器の軍縮とバイオセキュリティーに関する初のシンポジウムです。中国とラオスは主に以下の四つの面での共通認識を含む共同議長総括を発表しました。
第一に、交流と相互の学習を強化し、各国のバイオセキュリティーガバナンス体系とガバナンス能力の現代化建設を推進すること。
第二に、政治的なコンセンサスを結集して共同でバイオセキュリティーのリスクを解消し、バイオテクノロジーを促進して人類に幸福をもたらすこと。
第三に、グローバルガバナンスを改善し、『生物兵器禁止条約(BWC)』を強化し、関連する国際機関と地域機関がより多くの公共財を提供できるよう支援すること。
第四に、定期的なシンポジウム開催などのさまざまな手段を通じて、地域レベルでの協調と協力を深めるための事後対応を模索すること。
林報道官は、「中国は世界のバイオセキュリティーに関わるガバナンスを非常に重視しており、国際協力の重点的な取り組みの方向性として、バイオセキュリティーガバナンス能力の構築を『グローバル安全保障イニシアチブコンセプトペーパー』に組み入れている。中国が東南アジア諸国とバイオセキュリティー分野における交流と協力を強めることは、中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)の全面的な戦略パートナーシップに新たな原動力を注ぎ込み、世界のバイオセキュリティーガバナンスの改善に新たな貢献をするものだ」と強調しました。(ZHL、坂下)
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