【意味】

氷雪経済とは、雪や氷を資源として活用した経済活動のことで、ウィンタースポーツや観光、カルチャーや教育、さらにその関連設備など、さまざまな産業が含まれます。

【関連背景】

中国では、2022年に開催された北京冬季オリンピックに後押しされ、近年、ウィンタースポーツや冬の観光といった「氷雪経済」関連の産業が熱気を帯びています。

氷と雪の世界できれいな写真を撮ったり、スキーやスノーボード、スノーモービルなどを楽しむ「氷雪観光」は、年々盛り上がりを見せています。冬には寒い「氷雪の町」に旅行に行くというのが、最近の定番になっています。

海南島や雲南などの暖かいところも人気ですが、最近は「氷雪の町」が、プロモーションに力を入れて、その魅力を上手にアピールしています。

1007人を対象とした最近の調査では、84．7％の回答者が「氷雪観光の魅力はますます強まっている」と答えました。最も人気のアクティビティーは「氷灯籠や氷彫刻の観賞でおよそ65％の人が体験したいと回答しています。そのほかには、「氷の滑り台などのアクティビティー」、「氷雪テーマパーク」、「スキーやアイススケートなどのスポーツ」も人気となっています。

調査では、71．2％に人が「氷雪を目的に旅行に行く」と回答しました。年代別ではとくに90年代後半、居住地別では「一線都市」の人が多いという結果が出ています。

【使い方】

冰雪经济发展势头强劲红利持续释放

（氷雪経済の発展勢いが強く　そのメリットは放出し続ける）

推动冰雪经济全产业链发展

（氷雪経済のフル産業チェンの発展を推進）

冰雪经济催生装备制造融合创新

（氷雪経済により装備製造の融合とイノベーションを生み出す）

担当：謝東＆鳴海美紀