<カンカンのパンダ旅>2度目のパンダ旅は雲南省!昆明市の雲南野生動物園へ

KANKAN

大家好!ご無沙汰しています、カンカンです。

前回から更新がだいぶ空いてしまいました。(ごめんなさい!)

お久しぶりのパンダ旅、今回の行き先は北京市から遠く離れて南部の雲南省へ。

省都・昆明市にある雲南野生動物園に行ってきました!

南部と言っても昆明市は、標高1,800mほどにある高原都市。

カンカンが訪れた4月は、昼間は25度近くまで気温が上がるとはいえ、朝晩はまだまだ涼しく、過ごしやすい気候でした。

 <雲南野生動物園のメインエントランス>

訪れた雲南野生動物園は、昆明市の中心部から7キロほど北に行ったところにあります。

金殿国家森林公園の中にあって、木が生い茂り、自然あふれる場所です。

雲南省で唯一、野生動物の飼育繁殖、観賞、展示を主体とする動物園で、一部の動物たちは野生のような環境で飼育されているんだ。

敷地面積は2800ムー(およそ33万平方キロ)!

広大な園内には、希少動物エリア、桜の谷、草食動物エリア、白鳥湖、ライガー山荘、クジャク園、サイ館などがあり、キリン、サイなど多くの希少動物を含む約200種類、1万頭以上の動物が飼育されています。

もちろんその中にはジャイアントパンダもいて、毛竹(マオジュー)、珍多(ジェンドゥオ)の2頭が暮らしているよ。

 

ジャイアントパンダ館(大熊猫馆)はメインエントランスから入って一番奥にあります。

歩くとすっごくすーーーーーっごく時間がかかってしまうから、電動カートで楽ちんに移動!

「第三下車点」で下りるとすぐ目の前にありました。

<園内はとにかく広いから歩くと…💀 移動はカート(60元)がおすすめ!>

ジャイアントパンダ館は山に囲まれた谷間にあります。

パンダの大好物の矢竹がたくさん植えられていて、とっても気持ちの良い場所だよ。

<ジャイアントパンダ館 手前に広がっているのが屋外運動場>

雲南野生動物園のジャイアントパンダ館には、屋外に1つ、室内に2つ運動場があります。

屋外運動場にいるのはもっぱら毛竹。

どこにいるのかなと探したら、奥の方にある屋根付きの高台のようなところでお食事中中でした。

<屋外運動場が「持ち場」になっている毛竹。パパは和歌山県生まれの雄浜!>

毛竹は、2014年7月26日に、四川省成都市にある成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地生まれたオスのパンダで、ただいま10歳。

お母さんは、2008年の北京オリンピックのマスコットキャラクター「晶晶(ジンジン)」のモデルになったと言われる毛毛(マオマオ)、そしてお父さんは、日本のパンダファンにはおなじみ、和歌山県にあるアドベンチャーワールドで生まれ2004年に中国に帰国した雄浜(ゆうひん)なんだよ。

(雄浜は今、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で暮らしているよ。)

日本と縁のあるパンダと雲南省で会えるなんて、不思議な気分!

ちなみに、毛竹のお兄ちゃんは大毛(ダーマオ)、弟は毛桃(マオタオ、桃の一種の名前)、妹は毛豆(マオドウ、枝豆のこと)と毛筍(マオスン、筍の種類の一つの名前)、きょうだいみんな、お母さんの「毛」の字をもらっているんだ。

毛竹は、屋外運動場が好きなアウトドア派で、時折見せる豪快な歩き方で中国のパンダファンに人気なんだよ。

 

続いて室内運動場では珍多がこれまたお食事中。

<室内運動場では珍多が食事中 夕方だったので晩ごはんかな>

 珍多は2014年8月4日生まれ、毛竹と同じく、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で生まれた10歳のオスのパンダです。

お母さんは奇珍(チージェン)。

珍多にもたくさんきょうだいはいるけど、一番有名なのはお兄ちゃんの五一(ウーイー)。

5月1日生まれだから…じゃなくて生まれたときの体重が統計上世界で一番小さい51gで生まれたことから付けられたんだって。

(五一は四川省都江堰市にあるパンダ谷で元気に暮らしているよ。)

珍多は室内にいることが好きなインドア派で、性格もおとなしめなんだよ。

 

ちなみに2頭とも、大好物はリンゴ、パンダ団子、タケノコ。

だけど、ニンジンは苦手なんだって。

<運動場をあちこち移動してお気に入りの場所を見つけては座って竹をムシャムシャ>

雲南野生動物園では、パンダたちの大まかな1日のルーティンが公開されています。

7時半〜11時が朝ごはん、11時〜正午は寝て、正午〜13時半がランチ、そのあと14時まで遊び。14時〜16時は昼寝、16時〜18時が晩ごはん。

晩ごはんのあとは本格的な就寝タイムで朝まで寝るんだよ。

遊びに来るときの時間の参考にしてね。

<パンダたちの1日のルーティン>

雲南野生動物園は、ジャイアントパンダだけではなくて、当たり前だけどいろんな動物に出合えます。

特に注目は、トラがす〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っごくたくさんいること。

ベンガルトラやアムールトラ、ホワイトタイガーなど100頭以上のトラが飼育されているんだよ。

毎年赤ちゃんもたくさん生まれていて、カンカンが遊びに行った日も、2頭の赤ちゃんトラに会えました。

かわいくて、ほわほわした気分になっちゃった。

 <赤ちゃんトラは、ライガー山荘エリアの「タイガー王国」で会えます>

 ワオキツネザルのおうちにも遊びに行きました。

すっごく人なつっこくて、自分から近寄ってきてくれたよ。

人間から見たら小さくてかわいいお猿さんだけど、わたしから見ると大きなお猿さんでドキドキしました。

この日はあまり時間がなくて、ゆっくり見て回れなかったのが残念だったけど。

おともだちのパンダ2頭には会えたから、とってもうれしい一日でした。

雲南野生動物園 Yunnan Safari Park

雲南省昆明市盤龍区澧源路

+86 871 6561 7777

●開園時間/9:00~18:00(チケットの販売は~16:30)※園内施設によって変動あり

●入場料/一般100元

●交通アクセス/地下鉄2号線「北部汽車(北部汽车)」駅からタクシーで約10分、

路線バス235路、241路、249路、150路「雲南野生動物園(云南野生动物园)」下車

<WeChatメディア·アカウント

QRコード>

05-10 09:00

更多精彩内容请到 KANKAN 查看