トランプ米次期大統領は現地時間25日、SNSで、フェンタニルを含む麻薬問題についての中国との協議に進展がなく、大量の麻薬が米国に流入したため、中国の製品に現在の関税に加えて10%の追加関税を課すとの方針を明らかにしました。
外交部の報道官は26日、この動きについて、「中国は世界でも麻薬取り締まり政策が最も厳しく、最も徹底して執行している国の一つである。フェンタニルは米国自身の問題だ。中国は人道主義精神に基づいて、米国がフェンタニル関連問題に対応する上で支援を提供してきた。中国が米国と幅広く、踏み込んだ麻薬取り締まり協力を行い、顕著な成果を収めたことは誰の目にも明らかである。中国は平等互恵、相互尊重に基づいて、引き続き米国と麻薬取り締まり協力を行っていきたいと考えている。米国は中国の善意をおろそかにせず、中米麻薬取り締まり協力で勝ち取った良好な局面を維持するべきだ」と応じました。(怡康、坂下)
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