在フィリピン中国大使館は6日、駐フィリピン米国大使らの海洋にかかわる発言を非難し、南海における中国の領土主権と海洋権益を尊重し、挑発や火に油を注ぐ行為をやめるよう促しました。
駐フィリピン米国大使は4日、ソーシャルメディアを通じて、「中国側が『不法』に水砲を使用し、『危険な動き』を取り、フィリピン側の当日の海上行動を乱し、人命を危険にさらしたことを『非難』する。米国は志を同じくする友人、パートナー、同盟国とともに、自由で開かれた『インド太平洋』を共同で支持する」と表明しています。
これについて、在フィリピン中国大使館の報道官は、「自国の領土主権と海洋権益を守るための中国側の行動は、法に基づく合理的で合法的な措置であり、専門的かつ自制を保ったものだ。中国側はすでに現場の動画を公開している。駐フィリピン米国大使は事実を顧みず、黒を白と言いくるめ、中国側の正当な海上権利保護行動を根拠なく非難している。われわれはこれに断固反対し、非難する。米国などの域外諸国は南海紛争の当事者ではなく、中国とフィリピンの南海に関する意見の相違に干渉する権利はない」と述べました。(りよう、NM)
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