米国企業2社をエンティティーリストに追加=商務部発表

CGTN

商務部の報道官は4日、米国のアパレル大手PVHグループと遺伝子解析機器メーカーのイルミナ社を「信頼できないエンティティーリスト」に追加したことを発表し、「中国側は信頼できないエンティティーリストの問題を一貫して慎重に対処しており、法に基づき国の安全保障に危害を及ぼすごく少数の外国企業のみが対象となり、誠実で法律を遵守する外国企業は全く心配する必要はない」と述べました。

報道官によると、調査の結果、PVHグループとイルミナ社は正常な市場取引原則に違反し、中国企業との正常な取引を中断し、中国企業に対して差別的な措置を講じ、中国企業の合法的な権益を深刻に損なう行為などがあったことが分かりました。中国政府は、国家の主権、安全および発展の利益を守るため、「中華人民共和国対外貿易法」「中華人民共和国国家安全法」「中華人民共和国反外国制裁法」などの関連法律と、「信頼できないエンティティーリスト規定」の関連規定に基づき、この2社を信頼できないエンティティーリストに追加することを決めると同時に、関連の法律や法規に基づき、相応の措置を講じるとしています。

商務部の報道官はまた、中国政府はこれまで通り、世界各国の企業が中国で投資・起業することを歓迎し、中国で事業を展開する順法精神のある外資系企業に対して、安定して公平かつ予測可能なビジネス環境を提供することに力を入れていくと表明しました。(ZHL、榊原)

02-05 12:01

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