中印国境問題特別代表第23回会議が18日、北京で開催されました。中国側の特別代表を務める中国共産党中央外事弁公室の王毅主任は、インド側の特別代表を務めるアジット・クマール・ドバル国家安全保障顧問と、国境問題や二国間関係などについて建設的で踏み込んだ意思疎通を図りました。
王主任は、「双方は率直に交流し、相互信頼を強化し、共通認識を積み上げ、協力を促し、それぞれの貴重な資源を国の発展と振興に投入し、国境問題を二国間関係の適切な位置に置き、国境地域の平和と安寧を共に維持し、中印関係が一日も早く健全で安定した発展の軌道に戻るよう推進すべきだ」と強調しました。
ドバル国家安全保障顧問は、「過去5年間、双方の共同の努力の下で、国境地域の関連問題が適切に解決されたことは、重要な意義がある」と述べた上で、インド側は中国側と実務的な態度に基づいて、実りある効果的な意思疎通を保ち、国境問題の最終的な解決に向けた条件を積み重ねていきたいとの考えを示しました。
双方は、2005年に合意された政治的な指導原則に従い、公平で合理的かつ双方が共に受け入れられる国境問題の包括的な解決策を模索することを再確認しました。同時に、解決しやすい事項から着手し、順を追って段取りを進め、次のステップの作業ロードマップを形成していきます。双方は国境問題特別代表会議の役割を十分に発揮し、国境情勢に対する日常的な管理とコントロールを強化し、国境地区の平和と安寧を共に守ることで合意しました。(ZHL、榊原)
更多精彩内容请到 KANKAN 查看