習主席 北京市内でフィンランド大統領と会談

CRI

習近平国家主席は北京市内の人民大会堂で29日午後、中国を公式訪問中のフィンランドのアレクサンデル・ストゥブ大統領と会談しました。

習主席は席上、「フィンランドは新中国(中華人民共和国)と最も早く国交を樹立した西側諸国の一つであり、中国と政府間貿易協定を締結した最初の西側諸国でもある。中国とフィンランドの両国関係が長期にわたり健全に安定して発展してきた最も重要な理由は、両国が常に相互尊重と平等を堅持し、互いの核心的利益と重大な関心を考慮してきたことだ。中国はフィンランドとの人の交流をさらに拡大することを望んでおり、フィンランドを見返り対応を求めないビザ免除政策の対象国にすることを決めた。より多くのフィンランドの友人がビジネスや観光、留学のために中国に来ることを歓迎する」と表明しました。

習主席はまた、「来年は中国とEUの外交関係樹立50周年を迎える。フィンランドが中国とEU関係の健全で安定した発展を促進するために引き続き積極的な役割を果たし、中国とフィンランド、中国とEU関係の相互促進と共同発展を実現することを希望する」と述べました。

ストゥブ大統領は、「中国が国際関係において、国の大小を問わず一律に平等に扱いを堅持してきたことを高く評価する。習近平主席が様々な今日の世界の課題を解決するため重要な提唱と理念を提示したことを賞賛する。中国と共に多国間の意思疎通や協力を強化し、世界の平和と安定の促進に貢献していく。EUと中国の経済は密接に結びついており、『デカップリング』や『新冷戦』はどちらの当事者の利益にも合致しない。フィンランドは、EUと中国の関係の円滑な発展に積極的な役割を果たしていくことを望む」と述べました。(藍、鈴木)

10-29 22:15

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