米国の報告書はでっち上げであり中国をおとしめるもの=国防部

KANKAN

25日午後に開催された国防部の定例記者会見を担当した同部の呉謙報道局長は記者から、米国務省がこのほど発表した2024年の年次報告書『軍備管理・不拡散・軍縮協定の順守』で、中国が核実験の暫定停止の約束を守らず、敏感な問題である生物兵器絡み軍事活動などを展開していると非難したことについての論評を求められました。

呉報道官は「米国のこの報告書は一貫して白黒を転倒してでっち上げたものであり、自らの軍備管理と拡散防止分野の問題は回避して言及せず、問題の焦点を移行させて、責任を逃れるために他国をおとしめたものだ。中国はこれに断固反対する」と、同報告書を全否定しました。

呉報道官は「中国は国際社会の責任ある一員として、最も早く『包括的核実験禁止条約』を締結した国の一つであり、1996年に核実験の一時停止を宣言して以来、一貫して約束を守り、国際的な核実験禁止の共通認識を守るよう努力してきた。中国はまた、『生物兵器禁止条約』『化学兵器禁止条約』など各国際義務を一貫して厳格に履行している」と説明した上で、約束の順守の問題について「米国こそ、悪辣な行為が多々ある。米国はなぜ、軍備縮小の分野で集団からの脱退や約束の破棄を繰り返しているのか。なぜ核兵器実験室や関連活動に巨額の資金を投じ、核実験計画を保留することを公然と宣言したのか。なぜ世界中に数百カ所もの生物実験室を作ったのか。なぜ英豪と原子力潜水艦協力を進め、事実上の核拡散をもたらしたのか。これらの問題について米国は国際社会にしっかりと説明すべきだ」と強調しました。(ミン・イヒョウ、鈴木)

04-25 19:50

更多精彩内容请到 KANKAN 查看