米ワシントンで23~24日に開催された主要20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の第2回会合で、中国人民銀行の潘功勝総裁は、「中国経済は良好なスタートを切り、回復基調が持続している」と述べ、「中国人民銀行は適度な金融緩和政策を着実に実行し、中国経済の質の高い発展を推進していく」方針を明らかにしました。
会議では、参加各国が「世界経済は持続的に回復しているが、下振れリスクが顕著に高まっている」との認識を示し、貿易摩擦や金融引き締めが続き、構造的課題が重なり合っていることに懸念が集中しました。
そうした中で、潘総裁は「経済の分断と貿易摩擦が産業チェーンやサプライチェーンを混乱させ、グローバル経済の成長エンジンを弱体化させている」と述べ、「貿易戦争や関税戦争に勝者はなく、主要国は国際的なマクロ経済政策の協調を強化し、実質的な行動で国際協力を推進して世界経済と金融の安定を維持すべきだ」との見解を示しました。(Yan、榊原)
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