



ロシアのプーチン大統領が5月19~20日に中国を公式訪問し、実りある成果を上げた。その間、両国首脳は会談で、一連の重要な問題を巡って戦略的意思疎通を行い、中ロの全面的な戦略的協力パートナーシップの推進に関して新たな重要な共通認識に達した。新型大国関係の模範として、中ロ関係の意義と影響は二国間の枠をはるかに超えて「世界の百年の変局における重要な定数」となっている。
今年は中ロ戦略的協力パートナーシップ樹立30周年と「中ロ善隣友好協力条約」締結25周年に当たる。振り返ってみると、首脳外交は終始、新時代における中ロ関係発展の舵(かじ)を取り、方向を定めてきた。十数年来、習近平主席とプーチン大統領は40回余りの会談と100回余りの電話・書簡を重ね、二国間関係の史上最高水準への到達をけん引してきた。プーチン大統領の中国公式訪問は今回で25回目だ。
政治的相互信頼が、中ロ関係の最も鮮明な特徴であり、「中ロ善隣友好協力条約」の趣旨と根本原則でもある。25年来、国際情勢がどう変化しようと、両国は終始、条約で確立された「非同盟、非対抗、第三者を標的としない」という原則を固く守り、平等な付き合い、相互尊重、重信守義、協力・ウィンウィンを堅持し、大国間および隣国間の交流の模範を示してきた。両国首脳が今回、条約の継続延長を共同決定したことは、双方の「過去を受け継ぎ未来を切り開く」を後押しし、政治的相互信頼の基礎を絶えず突き固めることにつながる。
実務協力が、中ロ関係の内生動力だ。2023年から2025年まで双方の貿易額は連続して2000億ドルを突破した。中国は16年連続でロシア最大の貿易パートナーの地位を保った。今回のプーチン大統領の訪中で、双方が経済貿易や科学技術などの分野で20件の協力文書に署名したことは、双方の「勢いに乗る」や各分野での互恵協力の質的向上と高度化を後押しし、両国各自の発展と振興に助力することにつながる。
今日の世界は極めて不穏で、一国主義と覇権主義による危害は重く、世界はジャングルの法則へと後退する危険に直面している。中ロは、国連安保理の常任理事国として長年にわたり、国際的な公平公道の擁護と新型国際関係の構築推進に重要な貢献をしてきた。双方は今回、世界の多極化と新型国際関係の提唱に関する共同声明を発表し、責任ある大国としての使命と役割を体現した。中ロが今後、国連や上海協力機構、新興国グループ「BRICS」、アジア太平洋経済協力会議(APEC)などの多国間プラットフォームでより一層足並みをそろえ、あらゆる一方的な「いじめ」と歴史に逆行する動きに反対し、特に第2次世界大戦の勝利の成果を否定したりファシズムや軍国主義を「復権」させようとする挑発行為に反対し、より公正で合理的なグローバルガバナンス体系の構築を後押しすると予見できる。(CGTN論説員)
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