外交部の毛寧報道官は29日の定例記者会見で、台湾に関する質問に答え、「習近平主席はリマでの中米首脳会談で、一つの中国の原則と中米間の三つの共同コミュニケは両国関係の政治的基礎であり、必ず守られなければならないと強調した。『台湾独立』勢力の祖国を分裂させる行為と台湾海峡の平和と安定とはまるで水と火のように相容れないものである。米国が台湾海峡の平和を維持したいと考えるなら、頼清徳氏と民進党当局の『台湾独立』の本性をはっきりと認識することが重要であり、台湾問題に慎重に対処し、『台湾独立』に反対する姿勢を明確にし、中国の平和と統一を支持すべきだ」と述べました。

毛報道官は、中国は米国と台湾のいかなる形の公式往来や台湾地区指導者のいかなる名目での米国訪問にも、米国がいかなる形であれ「台湾独立」勢力とその国家分裂行為を容認し支持することにも断固反対するという立場を改めて強調しました。

毛報道官はまた、「米国は一つの中国の原則と中米間の三つの共同コミュニケを守り、『台湾独立』を支持しないという米首脳の約束を確実に履行し、米国と台湾の公式往来をやめ、『台湾独立』勢力に誤ったシグナルを送るのをやめるよう」勧告し、国家の主権と領土の保全を守り、外部勢力による内政干渉に反対する中国の考えが確固不動であることを強調しました。（殷、坂下）