【キーワード・チャイナ】二维码经济(èr wéi mǎ jīng jì) QRコード経済

キーワードチャイナ(ラジオ)

【意味】

二维码经济は「QRコードを使って行われる経済活動」を指します。

二次元コードは1980年代末にアメリカで開発が始まりました。それまでの横方向だけの一次元のバーコードに比べて、横と縦に展開する二次元のQRコードは情報量が大きくアップし、世界中でさまざまな分野に使われるようになりました。

【関連背景】

二次元コードの代表がQRコードです。愛知県の「デンソーウェーブ」(トヨタグループ)が1994年に開発しました。複数の特許を取得しましたが、「QRコードを多くの人に使ってもらいたい」と無料公開して、一気に広まりました。

中国でもどんどんQRコード技術の自主開発を進めました。2010年頃からスマホの普及に伴い、QRコードも一気に普及しました。2012年に1カ月で平均1億6000回スキャンされました。2025年は1日あたり100億回超で世界全体の90%を占めています。WeChatのQRコード経済は2601万の雇用を創出しています。

買い物の支払い、レストラン、バスや地下鉄の乗車、シェア自転車、観光地の案内板、身分の確認、SNSの登録、商品のトレース情報の確認などQRコードが幅広く使われています。

中国語ができない旅行者にとってもQRコードは便利で安心です。ぜひ中国に来てQRコード経済を体験してください!

【使い方】

随着移动支付的普及,‌二维码经济‌在日常消费场景中愈发普遍。

(モバイル決済の普及に伴って、QRコード経済は日常の消費シーンでますます一般的なものになった)

景区引入‌二维码经济‌后,游客只需扫码就能完成门票购买、导览预约、文创商品购买全流程。

(観光地でQRコード経済が導入されると、観光客はQRコードをスキャンするだけで、チケットの購入、AIガイドの予約、クリエイティブグッズの購入までの、全てを完了できる)

二维码经济完成了数字经济与实体商业的无缝衔接。

(QRコード経済は、デジタル経済と実体経済とのシームレスな連携を実現した)

担当:殷絮、鳴海美紀

08-18 10:25

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