ラオス政府は12月1日、中国国家鉄道集団有限公司に「国家一級発展勲章」を、ラオス中国鉄道有限公司に「国家一級労働勲章」を授与しました。授与式の会場はラオス国家会議センターで、ラオス人民革命党中央政治局委員兼副首相でラオス中国鉄道プロジェクト指導グループのソーンサイ・シーパンドン・グループ長が、ラオス政府を代表して勲章の授与を行いました。

ラオス政府は授与式で、習近平氏を核心とする中国共産党中央および中国政府が長期にわたってラオスの経済と社会の発展を力強く支持支援し、ラオスが「陸の封鎖国」から「陸の接続国」になる歴史的転換を促したことに感謝の意を示しました。また中国国家鉄道集団有限公司とラオス中国鉄道有限公司が、「一帯一路」の一部であり、中国とラオスの友好のシンボルの性格を持つ中国・ラオス鉄道の建設に際立った貢献をしたことを高く評価しました。

中国ラオス鉄道は中国の昆明とラオスのビエンチャンを結ぶ全長1035キロの路線で、全線で中国の基準を採用しています。この鉄道の開通によってラオスの交通輸送の局面が大きく変わり、人々の移動が極めて便利になり、沿線の経済社会の発展が促進されます。また、この鉄道は、中国ラオス両国の経済社会と人的協力交流を密にし、中国ラオス経済回廊の建設を加速し、中国ラオス運命共同体を構築する上で非常に重要な意義を持つとされます。（Mou、鈴木）