



コートジボワールとガーナの濃厚で香り高いカカオ、ケニアの良質なコーヒーと新鮮でみずみずしいアボカド、南アフリカのさわやかで甘みがある柑橘と濃厚で香り高い赤ワイン……。5月1日からこれらの「アフリカの良品」がゼロ関税の「直通車」に乗って中国市場に入るようになった。中国はこの日、国交のある後発開発途上国に該当しないアフリカ20カ国に対してゼロ関税を実施した。期間は2年間。これによりゼロ関税措置は国交のあるアフリカ53カ国全てを網羅する。
中国は2024年12月1日から、アフリカの33の後発開発途上国に対して100%税目の製品にゼロ関税を実施している。
今回のゼロ関税措置は、これまでアフリカの後発開発途上国に対して実施してきたものと比べて、どのような新味があるのか。
一つは、これが、国交のある後発開発途上国に該当しないアフリカの国との共同発展経済パートナーシップ協定を締結する過程における段階的かつ先導的な手配であり、その目的は、アフリカの関連諸国が短期間で中国との交渉を完了するのが難しいという現実的問題を解決することにある。
もう一つは、中国のアフリカに対する全面的なゼロ関税政策が、33の後発開発途上国と、20の後発開発途上国に該当しない国を明確に区別しているということだ。前者がもともと享受する全面的なゼロ関税待遇は長期不変で、後者は5月1日から正式に免税対象に含まれ、政策の着実性と安定性を体現している。
では、5月1日に実施されたゼロ関税政策はアフリカに何をもたらすのか。
まず、これはアフリカにとってリスクや挑戦に対処するための「盾」となる。中国がアフリカに対してゼロ関税を全面的に実施し、しかもいかなる政治的条件も付けないことは間違いなく、アフリカ製品により大きな市場を提供し、アフリカの経済成長に対する信頼を高める。
それだけではない。ゼロ関税はアフリカ諸国に発展の「加速器」を装着した。アフリカが工業化を加速・推進する中、ゼロ関税はより多くの海外からの投資をアフリカに呼び込み、資本、技術、経営ノウハウをもたらし、アフリカの特産品が現地で加工された後に中国へ輸出されることを可能にする。
中国と世界の貿易にとっても、ゼロ関税は新たな空間を開く。より多くのアフリカの良品が手頃な価格で中国人の日常に入り込み、多様で健康的かつ特色ある商品への人々の需要を満たすことになる。
中国とアフリカの現代化なくして、世界の現代化はない。このゼロ関税の「通行証」は、中国とアフリカの協力に新たな章を開くだけでなく、世界経済に信頼と動力をもたらし、開放・包摂と共同発展こそが正しい道だということを人々に認識させるだろう。(CGTN論説員)
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