APEC事務局長 中国のAPEC30余年の歩み、「参加者」から「リーダー」へ

CGTN

アジア太平洋経済協力会議(APEC)のエドゥアルド・ペドロサ事務局長はこのほど、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の単独インタビューを受けた際、近年、中国がAPECで果たしてきた役割をどのように評価するかとの質問に答え、「中国のAPECでの30年余りの歩みは『参加者』から『リーダー』へと進化した」と述べました。

ペドロサ事務局長は、「中国は1991年にAPECに加盟して以来、常に非常に積極的であり、APECというプラットフォームを通じて、世界経済の運営規則を理解してきた。その後、中国はより強力なリーダー的役割を発揮し始め、地域さらには世界がどのようにしてより高いレベルの繁栄を実現するかに重点を置くようになった」と語りました。

2001年に中国がAPEC議長国を務めた際には、デジタル経済をテーマに多くの議論が交わされ、新しい経済時代において「人的資源」が重要な鍵となることが明確に強調されました。

2014年に中国は再びAPEC首脳会議を開催し、『アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)実現に向けたロードマップ』を打ち出すとともに、連結性に関する青写真を発表しました。この青写真は地域の発展にとって重要な意義を持つものでした。

このほか、人的・文化的交流における連結性も不可欠であり、これによって相互理解が深まり、留学生交流の規模が拡大し、ビジネス界の往来も促進されます。ペドロサ事務局長は、APECの最も広く知られ、代表的な成果の一つとして「APECビジネストラベルカード(ABTC)」を挙げました。この取り組みは、ビジネスパーソンの地域のみならず世界規模での移動を容易なものにし、地域内の投資と経済協力を促進していると示しました。(張、坂下)

11-02 17:16

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