


枝で休んでいる2羽のトキ
中国中部陝西省漢中市のトキ10羽がこのほど、中国南東部福建省三明市にある龍栖山国家級自然保護区で「新生活」を始めました。保護区は武夷山脈の南東に延びる支脈に位置しています。
トキは国家一級保護野生動物で、6000万年の進化の歴史を持ち、地域の生態環境を評価する重要な指示種と見なされています。福建省はかつてトキの主な生息地でしたが、環境変化により一時絶滅しました。現在、福建省の森林カバー率と湿地生態の持続的な改善に伴い、龍栖山保護区は水質がきれいになり、食物連鎖が完全で、トキを「家に帰らせる」自然条件を備えています。
トキを36年間守ってきた専門家の劉義氏によると、この10羽のトキは雄5羽、雌5羽で、繁殖期にある成体3組が含まれており、そのうち2組はすでに繁殖羽になっており、「全体的に環境順応している」ということです。
トキが快適に住めるように、保護区は1580平方メートルの野生化訓練ケージと250平方メートルの人工繁殖ケージを建設し、高木で巣を作り、きれいな渓流で餌を探すなどの原生環境をシミュレーションしました。同時に、保護区は100ムー(約6.67ヘクタール)の有機農地の改造を完了し、農薬や化学肥料を施さず、ドジョウやタニシを投入し、トキの飛行のために十分な「食糧」を用意しています。(ヒガシ、野谷)
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