中国工業情報化部が気象部門に周波数を追加配分 異常気象への対応を支援

CGTN

中国工業情報化部はこのほど、大気の強い対流活動や豪雨、台風などの災害をもたらす極端な気象が多発している状況に対応するため、北斗衛星ナビゲーションを用いた気象観測用ラジオゾンデシステムの技術試験に使用するPバンドの電波周波数を気象部門に新たに割り当てました。このことにより、中国の異常気象対応能力が向上します。

Pバンド(400メガヘルツ帯)の北斗衛星ナビゲーションを用いた気象観測用ラジオゾンデシステムは、中国が独自開発した高層気象観測システムです。北斗衛星ナビゲーション測位技術を活用しており、従来のLバンド(1.6ギガヘルツ帯)ゾンデによるレーダー測位技術と比べて伝搬損失が少なく、通信リンクの信頼性が高いといった長所を備えており、既存の高層風の測定精度を1桁向上させることができます。

このシステムは電波周波数の利用効率を高め、中国のラジオゾンデ業務のスマート化レベルの向上に資します。今回新たに割り当てられたPバンドの周波数リソースは、主に異常気象下でのゾンデ気球による観測、洪水期の集中観測、高度一定での水平ドリフト観測などの業務試験に使用され、気象部門による防災と減災、さらに気候変動、特に異常気象への対応能力を強化します。(りよう、鈴木)

08-09 17:21

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