



中国核工業集団(CNNC)は、中国が開発した「華龍1号」型原子炉を導入しつつある施設として世界最大の原子力発電基地である、福建省の漳州原子力発電2号機が11月22日に電力網への接続に成功し、送電を開始したことを明らかにしました。このことは、「華龍1号」の大量建設が重大な進展を遂げたことを意味します。
漳州原子力発電所2号機は2020年9月4日に着工し、2025年10月11日には炉心に核燃料を入れました。11月22日には2号機が送電を開始してから現場で確認したところ、発電ユニットの状態は良好で、各技術指標はすべて設計基準を満たしていました。ユニットは今後、計画通り一連の試験を実施し、性能をさらに検証し、商業運転の条件を満たすべく作業を続けます。
漳州原子力発電所は「華龍1号」の大量建設を最初に始めた施設であり、現在世界最大の「華龍1号」による原子力発電所でもあり、「華龍1号」原子力発電ユニット6台の建設を計画しています。発電所が全面完成すれば、年間600億キロワット時以上のクリーン電力エネルギーを供給できる見込みで、福建省南部のアモイ市と漳州市の電力使用総額の75%を満たすことができると試算されています。(非、鈴木)
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