14歳の中国人少女がグッドジョブ!弟の救命に成功

KANKAN

楊さんがハイムリック法でのどにつかえた弟を救った様子

最近になり、ある14歳の中国人少女がのどに食べ物をつかえさせてしまった弟を救った映像が中国のSNSで拡散して話題を呼んでいます。この少女は応急措置を施して、わずか数秒間で弟を救いました。多くのネットユーザ―がその見事な腕前と冷静さに感服して、称賛の書き込みを寄せています。

14歳の楊欣芸さんは、中国東部の江蘇省常州市に住む小学校6年生です。5月29日、幼稚園児の弟が氷のかたまりをのどにつまらせてしまいました。弟は厨房に駆けつけて夕食の支度をしていた祖母に助けを求めましたが、声を出せなかったために祖母は異常に気付かず、弟はふざけているのだと思い込んでしまいました。弟は水を飲んで氷を飲み込もうとしましたが、上手くいきませんでした。楊さんは弟の異常に気付き、素早くハイムリック法を使って、氷を吐き出させました。

ハイムリック法とは、食べ物などを喉に詰まらせて窒息しかけた人に対して、後方から抱きかかえて腹部を突き上げるようにして、息を強く吐かせることで異物を吐き出させる応急処置です。

楊さんによると、弟が氷の塊を吐き出した後になってから恐ろしくなりましたが、時間をかけて弟を慰めてから、ハイムリック法を教えました。

楊さんの映像がネット上で拡散した後で、多くの人がハイムリック法の重要性を改めて実感しました。

楊さんは学校でハイムリック法を学んだとのことです。楊さんが通う常州市新北区三井実験小学校の徐燕娟校長によれば、学校では毎週のように安全教育活動を行っており、生徒は小学校6年の間に、心肺蘇生法、ハイムリック法、防火、溺水防止など、多くの安全救急技能を身に着けるということです。(Lin、鈴木)

2023-06-08

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