トランプ米大統領は11月25日、SNSへの投稿で、ウィトコフ中東問題担当特使をロシアのモスクワに派遣し、ウクライナ危機の終結に向けた和平案について協議するため、プーチン大統領と会談するよう指示したと明らかにしました。

トランプ氏によると、米国が起草した28項目の新たな計画は「微調整済み」で、意見の相違はわずかしか残っていません。ウクライナのゼレンスキー大統領とプーチン大統領との早期会談を期待しているが、その前提は「戦争を終結させるための合意」が最終的に成立するか最終段階に入るとのことです。

ロシアのラブロフ外相は同日の記者会見で、ロシアは米国にウクライナ問題をめぐる交渉を急がせるつもりはないが、米国がウクライナや欧州と協議した結果について知らせることを望んでいると述べました。（怡康、柳川）