【キーワード・チャイナ】舌尖上的润滑剂(shé jiān shàng de rùn huá jì) 舌の上の潤滑剤

キーワードチャイナ(ラジオ)

【意味】

舌の上の潤滑剤というと、口や喉を潤してくれる、飲み物や飴のことを思い浮かべます。舌の上の潤滑剤というのは一種の比喩で、「食は国と国、人と人をつなぐ潤滑剤になる」という意味です。

【関連背景】

中学校時代の先生に言われた言葉で忘れられないものがあります。「ある国の料理を食べることによって、その国の文化を一層理解できる」というものだったんですけど、今考えても、なるほどなって思います。当時、先生は北京市内の研究活動として、私たち生徒を日本料理屋さんに連れていってくれました。お刺身を食べたんですが、あっさりした味と、高くて、贅沢な料理という印象が残りました。

100年前に海外に移民していた中国人は、現地でたくさんの中華料理店を開きましたが、当時は安くて、お腹を満たすための食事という印象でした。

ここ数年は、火鍋料理の海底撈や、羊しゃぶしゃぶの小肥羊などがチェーン展開しています。海底撈は世界各国で120店舗も展開しています。サービスが特徴的で、ネイルサービスだけではなく、変面ショーや武術のような動きで麺を打つカンフー麺といったサービスもあるようです。タピオカミルクティーのお店もどんどん海外進出していますよ。蜜雪冰城というチェーンは日本の他にタイ、ベトナム、インドネシア、シンガポール、韓国、オーストラリアなど12カ国に5000店舗以上できています。

最近話題のお店に、湖南料理の费大厨というチェーン店があります。旨辛メニューが中国でも大人気で、アメリカにも進出しているんですが、その1号店の店長募集では、1年間の基本給が11万ドルから15万ドルということで話題になりました。シンガポール店では人気メニューの豚肉と唐辛子の炒め物は1皿180元、プラスサービス料10%だそうです。

【使い方】

中餐既是沟通的桥梁,也是文化共鸣的舌尖上的润滑剂。

(中華料理は交流の架け橋であり、文化の共感を生み出す舌の上の潤滑剤でもある)

红烧肉入口即化的油脂就像天然设计的舌尖上的润滑剂。

(ホンシャオローの口に入れるととろける脂身は、まるで自然が設計した舌の上の潤滑剤のようだ)

高汤的醇厚,能让每一口面条都成为舌尖上的润滑剂。

(濃厚なスープの芳醇な旨みが、一口ごとの麺を舌の上の潤滑剤に変える)

担当:殷絮、鳴海美紀

09-15 10:45

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