


中国共産党中央政治局委員である王毅外交部長は11月5日、イランのアラーグチー外相と電話会談しました。
王外交部長は、「中国はイランとの関係発展を重視している。今年9月には習近平国家主席がペゼシュキアン大統領と会談し、両国関係の増進で合意し、戦略的な方向性を決めた。両国は来年、国交樹立55周年を迎える。中国はイラン側とともに努力することで、両首脳による合意を現実のものにし、両国の全面戦略パートナー関係をより高いレベルに引き上げることを望む」と述べました。
アラーグチー外相は、「中国が国際問題において、正義を主張することを称賛する。双方が密接な協力を保ち、地域の平和、安定、発展を共に促進していくことを期待する」と表しました。
双方はイランの核問題について意見を交わしました。王外交部長は、「中国はイラン核問題について、客観的で公正な立場を一貫して堅持する。イランの核問題を政治的に解決するプロセスは難航しているが、このことは国際社会に共通する利益に一致しない。イランがこのほど、核兵器を開発する意思がないと表明したことを評価する。イランの原子力を平和利用する権利を支持する。各方面が対話と意思疎通を維持し、イランの核問題をめぐる対話の再開を促進することを望む」と表明しました。
アラーグチー外相は、中国がイランの核問題で公正な立場を堅持して積極的な役割を果たしていることに感謝の意を示し、「イランは平等かつウィンウィンを土台として、各方面との意思疎通と協調を強化することを望む」と述べました。(殷、鈴木)
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