



総合調査船「科学」号は8月7日、2026年度西太平洋科学調査共同航海を終え、青島に戻りました。
今回の航海では、西太平洋の主流系・暖水塊変動がもたらす気候環境への影響、および西太平洋の複雑な地質・地形の進化がもたらす資源環境への影響という二つの主要な科学課題に焦点を当て、海洋・大気相互作用、物理海洋学、海洋生態・生物学、海洋化学、海洋地質学など複数分野にわたる総合観測を統一的に実施しました。
航海期間中、係留観測装置、ブイ、水中グライダーによる協同観測を通じて、研究者らは台風発生時における海面付近の大気と海洋内部の連動した変化の過程を同時に捉え、海洋と大気にまたがる極めて貴重な観測データを取得しました。この成果は、海洋・大気相互作用への理解を深め、台風予報モデルの高度化に重要な科学的価値を持つとともに、航行安全を確保するための予報能力の向上にも大きな社会・経済的価値をもたらします。
予測によると、太平洋では今年、この約100年間で最も強いエルニーニョ現象が発生する可能性があります。この気候異常を踏まえ、今回の航海では重点的な学際的総合観測を実施しました。過去14年間の観測データとの比較を通じて、今回採取したこれらの観測試料・データは、強いエルニーニョの影響下における西太平洋の海洋環境の応答特性を解明する上で重要な役割を果たし、気候変動の研究と予測に不可欠な現場データを提供することが期待されています。(SUI、坂下)
更多精彩内容请到 KANKAN 查看
