


中国東部の浙江省紹興にある「力箭2号」大型液体運搬ロケットのスーパー工場が4月28日、全面完工しました。この工場の完成・操業開始は、「力箭2号」運搬ロケットが量産段階に入ったことを示しており、中国の商業宇宙産業が技術的な検証段階から量産化に踏み出す重要な節目となります。

力箭は中国の商業ロケット企業「中科宇航(CAS Space)」などが開発した液体燃料ロケットシリーズで、特に「力箭2号」は、中国初の「共通ブースターコア(CBC)」構型を採用した運搬ロケットです。今年3月30日に初飛行に成功し、中国の次世代宇宙貨物輸送システムの構築に加わり、開発されたばかりの「軽舟」試験宇宙船と2基の衛星を正確に予定軌道に送り込みました。「力箭2号」は今後、低軌道通信衛星のネットワーク構築、中高軌道衛星などの打ち上げにも対応する予定です。
ロケットスーパー工場は、総組立・試験と核心部分の加工を一体化し、推進剤タンク、配管・バルブ、導管といった液体運搬ロケットの重要部品の生産エリアを網羅しており、「力箭2号」運搬ロケットの量産に全面的に応えることができ、自主的かつ安定して制御可能な液体運搬ロケットの全工程のサプライチェーン構築を強化します。工場の本格稼働後は、年間12基の「力箭2号」液体運搬ロケット生産能力を備えるとのことです。(Mou、坂下)
更多精彩内容请到 KANKAN 查看
